コラム
2021年06月04日

網戸の調子が悪い!! 動かない!!そんなときの対処法

冬場はあまり必要ない網戸も、そろそろ梅雨が明けると、

活躍の時を迎えます。

いざ使うとなると、動きにくかったり、あみがやぶれていたり、

ひどい時はびくともしなかったりと・・・・困ってはいませんか?

 

今回は、網戸にスポットを当てて詳しく説明させていただきますね。

 

先ずは、網戸の仕組みについてです。

網戸を外してみてください。

外すときは網戸を上側に突き、下側をレールから外します。

みなさんご存じかとは思いますが、一応念のため。

網戸には上の部分に二つのネジがあります。

20216416548.jpg

一つは本体を止めているネジ

もう一つは高さを調整するネジ

調整するネジを動かすことで、網戸の滑りが調整されます

網戸の上部についているのは、外れ止めです。

202164165519.jpg

下のレールにあたる部分に戸車がついています

網戸によって、ネジの形状も違いがありますし、

戸車も種類があり、場合によっては取り寄せないといけないものもあります

でも、仕組みとしては網戸本体と

ネジ、外れ止め、戸車があるということをご理解くださいね。

 

と、網戸の造りがわかったところで、次は「網戸がうまく動かない」ということの原因を見てみましょう。

いくつか調整すると快適になりますので、その調整のポイントをまとめてみます。

チェックするのは戸車とレール、網戸本体のゆがみです。

 

①戸車

 直接網戸の動きに関係するのは何といっても、戸車です。

 網戸をはずすと下側の両端に戸車がついています

 網戸が上に上がらない場合には、外れ止めを確認してみてください。

 ネジを回して外れ止めを下げると網戸が上がり、

 外れると思います。

 いろいろなタイプの戸車がありますが、多くはプラスチックでできた戸車がついています。

 プラスチックですので、長くつかっていると、劣化したりわれてしまうことがあります。

 網戸はスムースに動かない場合は、戸車がレールから外れていないか見てください。

 戸車が割れていたり、手で回してみてスムースに回らないようであれば、

 交換が必要となります。

 くるくる回っているのであれば問題はありませんよ。

 

②レール

 網戸のレールの中にゴミやほこりが詰まってはいませんか?

 塵も積もれば山となるで、たくさん積もると、網戸の動きに支障をきたしてしまいます。

 

③網戸本体のゆがみ

 枠が大きくねじれていたりすると、動かないし、外すのも大変だと思います。

 そうなると網戸自体を作りなおすことになると思います。

 

これで確認が終わったので、次は、調整のお話をしていきますね。