コラム
2021年06月09日

網戸の調子が悪い時の調整の仕方

先日は、網戸の造りを説明させていただきました。

今回は、第2弾

調整の仕方をみていきましょう。

 

①戸車

 戸車がレールにちゃんと乗っているか先ずはチェックしてみてください。

 レールがきちんと乗っていないと動きがぎこちないですし

 途中できつくなったりします。

 さらに網戸をよく使う側に閉じた状態で窓枠との間に隙間がないか

 見てください。

 通常、窓のサッシ等は外側から、網戸、左の窓ガラス、右の窓ガラスの順番で設置されています。

 なので、網戸は窓の左側に閉じた状態で上下に隙間ができていないか見てください。

 きちんとしまっていて隙間がなければ

 調整の必要なしです。

 隙間がある場合は、網戸の下の両端に戸車の高さを調整するネジがありますので

 ドライバーを使って調整します。

 ネジを右に回すと戸車が出てきて網戸が高くなります。

 左に回すと戸車が引っ込んで網戸が低くなります。

 左右それぞれの戸車の高さを調整して隙間をなくしていきます

 ここで注意していただきたいのは、

 あまり戸車を引っ込めすぎると、窓枠と網戸が当たって動かなくなることがありますので

 お気をつけてくださいね。

 

②外れ止め

 外れ止めは多くの場合、網戸の上の両脇についています。

 風などによって簡単に外れたりしないためのものです。

 ねじで上げたり下げたりしながら調整します。

 上げすぎると、きつくなり網戸が動かなくなります。

 逆に下げすぎると網戸がレールから外れてしまします。

 ので、ほどほどの調整をお願いします。

 

③レール

 レールはきれいに掃除をお願いします。

 すべり剤などを塗っておくとスムーズに動くようになります。

 

ここまで、調整できれば問題なしです。

 

さて次回は修理や交換を考える場合の提案です。