コラム
2021年12月04日

ガスコンロの寿命とお手入れ方法

そろそろ年末も近づき、大掃除の時期になってきました

台所で大変なのは、換気扇とコンロまわりではないでしょうか?

 

今回はガスコンロのお手入れ方法と

買い替え時期に関してお話ししてみますねpaper

 

ガスコンロの種類によって寿命の違いが・・・・

 1.据え置き型ガスコンロ

  コンロ台の上にガスコンロを置き、ガス栓をゴム管でつなぐガスコンロのことで、

  ガステーブルとも呼ばれています

  この種類の場合、寿命は5~7年くらいです

 

 2.ビルトイン型ガスコンロ

  システムキッチンに組み込まれているガスコンロ

  寿命は7~10年ほどです

 

それぞれの種類によって寿命の違いはありますが、他にも

ガスコンロを点火させるための乾電池にも寿命があります

また、ガスコンロとガスをつなぐガスホースにも

使用するガスの種類により耐用年数はことなります

 都市ガスの場合(クリーム色)   6から7年

 プロパンガスの場合(オレンジ色) 約3年

これも、本当に目安で、使用環境により、大きく寿命に違いが出てきます

耐用年数に達していなくても、ガスホースの弾力がなくなったり

ひび割れたりしたときは、ガス漏れが起こっている可能性があります

劣化したら、新しいホースに交換しましょう

 

それぞれガスコンロの種類によって寿命があることはお判りいただけたと

思います

 

次に、コンロ自体の不具合についてみていきましょう

 ・点火しにくく,ついていても、火が勝手に消えてしまう

 ・火が弱く調整ができない

 ・バーナーから出る炎の大きさや、色が均等でない

 ・鍋の底にすすが付着して黒く汚れる

 ・ガス臭い

など、調子が悪いコンロは早めの対応が必要です

特に、炎の色がオレンジ色になる場合は、不完全燃焼が起きていて、

大変危険ですsign03

 

では次に、普段からのお手入れ方法について

先ず、気を付けていただきたいのは

 鍋をふきこぼさない

 換気口をふさがない

 ガス台に重いものを置かない

という点に注意してください

特に、鍋をふきこぼしてしまうと、バーナーキャップに汚れがこびりつき

電気系統にも影響を及ぼしたりしますので、汚れたらすぐに掃除をしてくださいね

バーナーキャップは歯ブラシなどで汚れを掻き落とします

吹きこぼれなどの汚れがついて、穴をふさいでいることもありますので、

丁寧にブラシを当ててみてください

 

お手入れ、掃除もしている、ホースの劣化のない、乾電池も切れていない・・・・

それでも調子が悪ければ、メーカーの保証範囲内の期間であれば

修理を頼んでみましょう

ただ、コンロは消耗品なので、修理をしても他の具合が悪くなったりすることも

よくあります

コンロを使用した期間や、故障内容と修理にかかる費用などを考慮して

交換するのか、修理するのかを決めるようにしましょう

 

一口メモ

2008年4月以降、ガスコンロに「Siセンサー」の搭載が標準化されました

Siセンサーには

 調理油過熱防止装置

 立ち消え安全装置

 早切れ防止装置

 コンロの消し忘れ自動消火

 グリルの消し忘れ自動消火

 鍋底温度感知で焦げ付き防止

などの機能が搭載されています

これによって、ガスコンロからの出火原因の火災が減少しています

安全にお使いいただくために、2008年以前のコンロをお使いでしたら

早めの買い替えを検討してみてください。