2022年01月13日

シロアリ被害のセルフチェック

今回はシロアリについてお話ししていきます

シロアリというと、木を食べて生存している

イメージがありますよね。

でも、シロアリは木だけではなく、鉄骨、コンクリート、断熱材など

ありとあらゆるものを食べてしまします。ということは、

いろんなところで生存できるということです。

 

 

柱や床、壁など、建物を支えるための重要な建築材を

シロアリに食べられると、建物に異常が出てきます。

先ずはセルフチェックをしてみましょう。

1.ドアの開閉がスムーズにできなくなった

 シロアリが柱や床材を食べると、家屋にゆがみや傾きが発生して

 建具の立て付けが悪くなります。

 ドアやふすまな開け閉めがスムーズでないように感じたり、

 窓の開け閉めが重く感じたりする場合は

 シロアリの食害の可能性を考えてみてください。

2.床がふわふわしたりギシギシしたりする

 床下の床部分がシロアリ被害を受けると、床を踏んだ時にきしんだり

 へこんだりしてしてしまいます

3.壁や柱をたたくと空洞音がする

 壁や柱の中がシロアリ被害にあうと、木材が食い荒らされて

 中がかすかすになり、手でたたくと、ポコポコといった空洞音がするのです。

 シロアリは木材の中に潜み、内部から木材を食べていきます。

 外見に異常はなくても、内部がボロボロの深刻な状態になっているかもしてません。

4.壁際に木くずや糞が落ちている

 柱の表面や壁際に木くずや細かい粒(シロアリの糞)がたくさん落ちている場合は

 シロアリを疑って間違いがないと思われます。

5.羽アリがいる

 羽アリは、繁殖によって巣がまんぱいになったタイミングで外に飛び出します。

 そのため、 家の周辺で羽アリが飛んでいるのを見かけたら、

 すでにおおきくなった巣がある恐れがあります。

 

さて、当てはまることがありますでしょうか?

次回は、シロアリに狙われやすいおうちについてお話します。