コラム
2022年04月20日

壁紙クロスのリフォームのメリットとは?覚えておきたいポイントも紹介

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壁は部屋の印象を決める要素のひとつです。壁のリフォームにはさまざまな方法があります。そのなかでもコストや手軽さで選ぶなら壁紙クロスがおすすめです。
 
そこで本記事では、壁紙クロスを選ぶメリットや主な種類について詳しく解説します。後半では壁紙クロスを張り替える際に覚えておきたいポイントもまとめました。壁紙クロスのリフォームをお考えの方は参考にしてください。

 リフォームで覚えておきたい壁紙クロスの種類

壁紙クロスにはさまざまな種類があり、特徴や機能は選んだクロスによって異なります。ここでは、3種類の壁紙クロスの特徴を見ていきましょう。

ビニールクロス

ビニールクロスはポリ塩化ビニールが主原料の壁紙クロスです。ほとんどの住宅で使用されている素材のひとつで、特徴は、安価なことと耐久性の高さです。最近では消臭や抗菌などの機能が備わったタイプも販売されています。

紙クロス

紙クロスはパルプを原料としており、主にヨーロッパやアメリカで採用されている壁紙クロスです。自然素材を使用しており、環境や健康に対して安心という特徴があります。最近ではミツマタ、コウゾなどを使用した和紙の壁クロスも販売されており、さまざまな素材から選べます。

織物クロス

織物クロスは布を使用した壁紙クロスです。木綿や麻などの自然素材を使用したタイプ、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維を使用したタイプがあります。織物クロスの特徴は優れた通気性です。梅雨の時期でも湿気を吸収して、部屋を快適な状態に保てます。また、他のクロスに比べると立体感があり、上質な部屋にアレンジできるでしょう。

リフォームで壁紙クロスを選ぶメリット

壁の施工にはさまざまな素材が使われています。壁紙クロスには大きく分けて3つのメリットがありますので、それぞれのメリットを詳しくご紹介します。

豊富なデザイン

1つ目のメリットは豊富なデザインです。カラーや柄のバリエーションが豊富なため、部屋のイメージに合わせて好みを選べます。最近では天然素材を使用した壁紙クロスも増えており、自然な風合いを生かした部屋へのリフォームも可能です。

メンテナンスのしやすさ

2つ目のメリットはメンテナンスのしやすさです。日本で普及しているビニールクロスは、汚れても簡単に拭き取れるというメリットがあります。他の壁に比べると張り替えがしやすく、コストパフォーマンスにも優れています。

リフォームで壁クロスに張り替えるタイミング

壁クロスへのリフォームを検討している方の中には、タイミングを知りたいという方も多いのではないでしょうか。ここでは、リフォームで壁クロスに張り替える際のポイントを分かりやすくご紹介します。

5年~10年がおすすめのタイミング

壁紙クロスの張り替えのタイミングは5年~10年です。ただし、壁が汚れていたり傷が付いていたりすると部屋の印象が悪くなってしまいます。汚れや傷が目立つようになったら、早めの張り替えを検討しましょう。

喫煙者がいる場合

家族でタバコを吸われる方がいる場合も早めの張り替えがおすすめです。壁紙クロスはタバコの臭いを吸い込む特徴があり、長期間使用しているとヤニの臭いが壁に染みこんでしまいます。家族や友人に非禁煙者がいる場合、不快な気持ちを与えかねません。壁紙クロスの臭いが気になり始めたら、張り替えを検討しましょう。

カビが発生した場合

リビングやダイニングは食事を取る場所のため、部屋の温度が高くなる傾向にあります。湿度が高くなるとカビが発生しやすくなるので注意が必要です。カビが生えるとアレルギーや感染症などを引き起こす可能性があるため、繁殖した場合には張り替えを検討しましょう。

リフォームで壁紙クロスを張り替える際に覚えておきたいポイント

リフォームで壁紙クロスを張り替える場合には、2つのポイントを押さえておくとよいでしょう。ここでは、それぞれのポイントを詳しくご紹介します。

壁紙クロスは全体を張り替える際がおすすめ

壁紙クロスを張り替えるときは汚れていない部分があっても、全体を張り替えるのがおすすめです。一部のみを張り替えた場合、古い壁紙クロスの汚れが目立ってしまいます。色や柄のバランスも悪くなってしまい、居心地の悪い部屋になってしまう恐れもあるでしょう。
 
また、汚れたり傷が付いたりした部分を張り替えるよりも、一度に部屋全体の壁紙クロスを張り替える方が費用は安くすみます。

照明や家電の交換も検討する

壁紙クロスを張り替えるときは照明や家電の交換の検討をおすすめします。壁紙クロスのみを張り替えた場合、照明や家電周りの壁の汚れが目立ってしまうからです。また、壁紙クロスを張り替えた後に照明や家電を交換すると手間と時間がかかってしまうでしょう。
 
壁紙クロスを張り替える前に照明や家電を交換すれば、リフォームがスムーズに進みます。エアコンや壁掛けのテレビの購入を検討している方は、壁紙クロスの張り替えと同じタイミングで行うとよいでしょう。

まとめ

壁紙クロスにはビニール、紙、織物などの種類があり、特徴は異なります。目的やデザインに合わせて、好みの壁紙クロスを選びましょう。
 
壁紙クロスのリフォームをする際にはプロに任せるのがおすすめです。「有限会社おおにし」では、壁紙クロスをはじめ、リビングや水回り、カーポートなどのさまざまなリフォームを手掛けています。徳島県内でリフォーム業者をお探しの方は「有限会社おおにし」にお問い合わせください。