コラム
2022年05月04日

ふすまや障子をリフォームする2つのメリット、抑えておきたいポイントも紹介

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ふすまや障子は日本の伝統的な建具です。趣のあるおしゃれな部屋を構築できるという魅力があるふすまや障子ですが、和紙や木材を使用しているので破れたり壊れたりしやすいというデメリットがあります。古くなったり破れたりしたらリフォームの検討がおすすめです。

そこで本記事では、ふすまや障子をリフォームするメリットについてご紹介します。リフォームの際に抑えておくべきポイントも解説していますので、リフォームをお考えの方は参考にしてください。

 ふすまや障子をリフォームするメリット

ふすまや障子のリフォームには主に2つのメリットがあります。

部屋の利便性が向上する

1つ目のメリットは利便性の向上です。ふすまや障子には伝統的な美しいデザインという魅力があります。和紙・織物・ビニールなどの素材で作られていることで、時間の経過とともにシミや変色が目立つようになるでしょう。また、ふすまや障子はゆがみが生じやすく、開閉しづらくなる場合があります。
 
ふすまや障子をリフォームすればきれいな状態を保つだけでなく、部屋の利便性が向上します。ふすまや障子が使いにくいと感じたときはリフォームがおすすめです。

部屋の雰囲気を変えられる

2つ目のメリットは部屋の雰囲気を変えられることです。最近では和室よりも洋室のインテリアを好む方が増えています。洋室ならテーブルやベッドのなどの家具に合わせやすく、レイアウトのバリエーションも増やせるでしょう。ふすまや障子をドアに変えることで部屋の雰囲気が変わります。

ふすまや障子をリフォームする際のポイント

ふすまや障子をリフォームする際には、目的や内容などを慎重に検討するとよいでしょう。ここでは、ふすまと障子に分けて、リフォームをする際のポイントをご紹介します。

ポイント①リフォームの目的

ふすまのリフォームとして押入れふすまをクローゼットに変える、ふすまを洋風の扉に変更する、壁紙のふすまや障子に変えるなどがあります。
 
和室を残したい場合には新しいふすまに取り換えるのがおすすめです。ふすまには寿命があり、古くなるとスムーズに動かなくなったり、大きな音が鳴ったりします。見た目はきれいでも開閉に違和感があるなら、新しいふすまへの交換を検討しましょう。ふすまにはベニヤを使用した戸ふすまやダンボールを使用した量産ふすまなど、さまざまなタイプがあります。好みや予算に合わせてふすまを選びましょう。
 
2つの部屋をふすまで区切っている場合には、ふすまから壁への変更がおすすめです。壁にすればそれぞれの部屋のプライバシーを守れますし、防音性が高まるでしょう。壁にするだけの工事なら短期間で済みますが、コンセントを取り付ける場合には時間がかかります。

ポイント②リフォームの内容

ふすまのリフォームを計画する際には内容にも注意しましょう。ふすまから洋風の扉に変更する場合には扉の種類を選ばなければなりません。扉には引き戸タイプと開き戸タイプという異なる特徴の2種類があります。
 
引き戸タイプのメリットはバリアフリーに適していることです。開き戸タイプは扉を押したり引いたりしなければならず、足腰の弱い方や車椅子の方には不便に感じるでしょう。引き戸なら横にずらすだけで扉を開けられるので便利です。
 
もうひとつのメリットは和室のインテリアに合わせやすいことです。ふすまのリフォームを検討している方の中には、和室のインテリアは変えずにふすまのみの交換を希望する方もいることでしょう。開き戸タイプは和風のイメージとは異なりますが、引き戸タイプならふすまと同じように使えるので違和感はないでしょう。
 
一方で開き戸タイプのメリットは機密性の高さです。風の通り道をシャットアウトできるので、夏場や冬場でも快適に過ごせるでしょう。また、音漏れを防げるため、室内で映画を観賞したい方や楽器の演奏をしたい方に適しています。ただし、ふすまから開き戸に変更する場合には扉の枠を取り換えなければなりません。引き戸よりも費用や手間がかかるので注意しましょう。

障子をリフォームする際のポイント

障子をリフォームする際のポイントは以下の2つです。

ポイント①リフォームの目的

障子のリフォームを検討する際も目的を明確にします。和室として利用したい方は、新しい障子に張り替えるのがよいでしょう。最近ではデザイン性に優れた障子も販売されており、おしゃれで居心地のよい和室への変更も可能です。一方で、和室から洋室にリフォームしたい場合には建具の変更がおすすめです。

ポイント②リフォームの内容

和室から洋室に変更したい方は内容を慎重に検討しましょう。予算をできるだけ抑えたい方は障子からブラインドやカーテンへの取り換えがおすすめです。一方で、予算に余裕のある方は障子を取り除いて、クローゼットや洋風の扉に変えるのがよいでしょう。

まとめ

古くなったふすまや破れた障子をリフォームすれば、快適で居心地のよい部屋にアレンジできるでしょう。小さなリフォームならDIYでも可能ですが、大掛かりなリフォームを検討している方は業者への相談がおすすめです。
 
「有限会社おおにし」ではふすまや障子のリフォームをはじめ、インテリアやエクステリアに関するさまざまなリフォームを手掛けています。コミュニケーションを重視しており、全てのお客様に満足していただけるためのリフォームを目指しています。徳島県内でリフォームをお考えの方は「有限会社おおにし」にお問い合わせください。